鍼をするとその筋肉だけでなく脳にも作用し痛みを抑制してくれるエンドルフィンなどの脳内物質が多く分泌され鎮痛につながります。
鍼灸刺激を受けた部位はもちろん周囲の部位も血管が拡張され血流促進作用につながります。治療後皮膚温度も上がりポカポカした状態になります。
自律神経(交感神経・副交感神経)とは心臓、呼吸、体温、食べ物の消化、排泄など私たちの意思と関係なく身体を動かす役割を果たしています。そのバランスが崩れると不定愁訴の自律神経失調症につながります。鍼灸は
自律神経のバランス調整作用があります。
血流が良くなると全身に血液が巡り白血球の働きが活発になります。白血球は身体に異物が入ると感染を起さないために異物をやっつけようとする働きがあります。また副交感神経が優位になるとウイルス感染を防ぐリンパ球も増加します。